2006年03月27日

前回の続き

前回の記事の続編です。
まず、
1)おいしいと聞いていたのに、とんでもなくマズい料理ばかりだった。
これをマジックに置き換えると、
“不思議を期待していたのに、全てネタが見え見えもしくは意味不明。”

Tさんの場合、過去のメールから察すると、それなりの技術、経験を持っていらっしゃるようなので、これはあてはまらないと思います。
次に
2)料理がとてもおいしかったので、「ここの料理はおいしいですね。」と  言ったら「うちは、うまいに決まってるだろ、バカ。」と言われた。
これは、
“お客に、「ふしぎーっ」、「どうして?」と言われて、「あんたたちに解ってたまるか。」もしくは、「俺のマジックはうまいに決まってるだろ、バカ。」と答えたかどうかは別として、少なくとも、それに近い態度がにじみ出ている。”

Tさんの「・・・みんな、マジックを見る姿勢がなってない・・・」の文面から、どうやら無意識のうちに、演技を始める前から、「今から、すごいマジックをするから、こころして見るように。」的な、思いがあるような気がします。直接上に書いたような事を言わなくても、お客はそう云うにおいを敏感に察知し、それに対して反感を憶えるものです。 

3)料理もおいしく、店側の接客態度も良かったが、ふと厨房の中を・・・
については、マジシャンの身だしなみの事です。
いくらマジックがうまくて、人当たりが良くても、伸びた爪に垢がたまっていたり、肩にはフケ、シャツはよれよれ。・・・そんな人のする事に、感動なんかしません。
最後に、

4)・・・などと、やたら専門的な事を押し付けてくる。
これもよく見かけます。「カードをシャッフルして下さい。」、「これをバニッシュして・・・」、「スートとナンバーを・・・」、ひどいのになると、「決してダブルリフトはしていません」、「トリックコインではありません」・・・もう最悪ですね。もっと普通に喋りましょうよ、普通に。

これだけで、Tさんの悩みが解決できるとは思いませんが、知らず知らずのうちに犯してしまうあやまちです。

高価なものを身につける必要はありません。清潔で、きちんとした服装で、明るく、ほがらかに、「私のマジックで楽しんでね」ぐらいの気持ちをもって、誰にでもわかる言葉で喋って下さい。難しい言葉や専門用語を使うと偉く見られると思うのは大きな間違いです。

以上の事だけでも随分と好感を持たれるマジシャンに変身できると思います。お互い、頑張りましょう!
posted by ケイトオカ at 16:04| Comment(6) | TrackBack(2) | 日記

2006年03月23日

よくある質問―その2―

これは、お客様ではなく、マジックを見せる側から、特に、クロースアップマジシャンから、質問や相談をされるのですが、
 
「マジックをやっていると、お客さんからよく、”ムカつくー”とか、”腹立つー”などと言われます。中には本気で怒り出す人もいます。みんな、マジックを見る姿勢がなってないと思います。どうすれば良いでしょうか。」
                         (静岡のTさんより)

ズバリ言わせてもらえば、お客がなってないんじゃなく、Tさん、貴方の見せ方がなってないんです。どういう状況でマジックを演じてるのかは解りませんが、少なくとも、マジックなんか見たくないと嫌がる人をつかまえて、無理やり見せている訳じゃないでしょう?最初はみんな、マジックに興味があって、期待しながらワクワクしていたはず。
例えば、貴方が家族、もしくは友人同士で、おいしいと評判の店へ、食事に行ったとしよう。
1)おいしいと聞いていたのに、とんでもなくマズい料理ばかりだった。
2)料理がとてもおいしかったので、「ここの料理はおいしいですね。」と  言ったら「うちは、うまいに決まってるだろ、バカ。」と言われた。
3)料理もおいしく、店側の接客態度も良かったが、ふと、厨房の中を見る  と、3年ぐらい洗ってないような白衣(白衣とは言えないが・・)を着  たコックが、ボサボサ頭でハナクソほじってた。
4)店や、スタッフにも、料理も問題ないのだが、”これには、このソース  をかけて下さい”だの、”それは、そんな食べ方をしてはいけません”  などと、やたらと、専門的な事を押し付けてくる。

貴方はどの店に行ったとしても、怒って、二度とそんな店にはいかないだろう。私ならきっと暴れると思う・・。
さあ、次回は以上の事を、マジシャンに置き換えてみよう。
posted by ケイトオカ at 15:48| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記

2006年03月16日

遅くなってすみません

リチャード3世さん、お気遣い、有難う。
でも、eiko okaさんのように私のブログを、そんなに楽しみに待ってくれてる人がいると言うのはホント、嬉しいし、有難い。だから、毎日とはいかなくても、せめて、3日に一度は更新しなきゃ駄目だね。
さて、今日は、以前からメールでよくある質問について私の考えを述べようと思う。
   「マジックの、プロとアマチュアの違いってなんですか?」

それは、まず第一に、マジシャンというのを本職にしている事。本業を持ちながら、いくらステージやクロースアップで収入を得ていても、それはあくまでも、「セミプロ」と区別すべき。
次に、多くのアマチュアは、マジックの現象だけをやたらアピールしたり、テクニックを誇示したがる。しかしプロは、マジックというものを材料にして、ショーを見せなければいけない。お客さんをただ不思議がらすだけじゃなく、楽しんで貰わないと、仕事として成り立たないと思う。
それじゃ、本業を別に持ちながらやっていても、充分、お客さんを楽しませられるマジシャンは?
・・・やっぱり、その辺のプロよりもうまいというだけのセミプロ・・・。
ま、この世界は、資格、免許もいらなければ、どこかに登録すると云う事ない。本人がプロだと言えばそれまで。でも、別の仕事を持ちながら、自分のホームページでプロマジシャンを謳ってる人たちに、恥ずかしさや、後ろめたさはないのであろうか・・・?
posted by ケイトオカ at 20:13| Comment(7) | TrackBack(0) | 日記

2006年03月11日

皆さん、有難う。

”三日坊主”とは、よく言いますが、このブログを始めたのが3月6日・・・。
何と今日は11日、1日も続かなかった!!
なのに皆さんからは、励ましや、応援のコメントを戴き、本当に感謝してます。
 さて、ここ数日で中学校の「卒業生を送る会」なるものに、何校かで出演させて頂いた。こう云う予餞会だけでなく、文化祭や鑑賞会などで、年間、数十校にお邪魔していますが何処に行っても生徒は本当に素直で、演じていて楽しい。特に、おしゃべりマジックなどで、生徒とからんでいると(酒を飲んでるわけでも、ケンカしてるわけでもない。トークのやりとりの事。)、絶妙のボケ、ツッコミの感性の素晴らしさに、こちらが勉強させられる事も多々ある。しかし、問題は一部の先生方。ショーの初めに、「じっくり見て、タネがどこにあるのか見破ってください。」とか、「よーく見て、騙されない様に!」などと、最初におっしゃる先生が往々にしているのが情けない。貴方たちは一体、何んの目的で私たちを呼ぶのでしょう?
話は少しそれるが、以前、ある学校で結構怖そうな先生が、
先生:「エー、今日は予餞会である。クラブ活動とかの大会の予選とはちがうな。」
生徒;「・・・・・。」
先生:「アー、その椅子、こっちへよせんかい。・・・これもちがうな。」
生徒:「ギャハハハー」
先生:「(すかさず)笑うなっ!」
生徒:「・・・・・。」
先生:「今から、いりゅうじょんしょー(私にはひらがなに聞こえた。)を始めてもらうが、
    口を開いたり、騒いだりせず、落ち着いて静かに観賞するように。
    ・・わかったかっ!」
その後、水を打ったような静けさの中、催促するまで、拍手すらなかった・・・。
話をもとへ戻そう。
 現実では起こり得ない、不思議の世界をストレートに楽しんで味わってもらいたい・・。
これは、マジシャン側のエゴなのだろうか・・・?
posted by ケイトオカ at 17:08| Comment(9) | TrackBack(0) | 日記

2006年03月06日

ブログ、はじめました。

今日からオープンしますので、皆さん、是非、のぞきに来て下さい。
posted by ケイトオカ at 14:10| Comment(14) | TrackBack(0) | 日記